そりゃないぜ、ホンダさん!

と思ったのがコレ。ご存知の方も多いだろう。
http://www.motorcycle.com/mo/mchonda/04_05_Redbook/.full/05_CBR1000RR_Repsol.jpg
僕はあまり自分の愛車以外のバイクをうらやましいと思ったことはないのだけれど、これにはさすがにショックをうけた。しばらく仕事が手につかなかったくらいだ。
メーカーが出すワークスレプリカには、その時代の“匂い”が残る。僕がCBR1000RRにトリコロールを選んだのも、それに近い記念碑的なカラーリングを感じたからだ。もうホンダさんがこんなカラーを出すことはないだろう、と。
しかしながら、'05年もトリコロールは販売継続。なんでこんなことを言えるかといえば、ある1000RRに関するクレーム的事情でディーラーを訪れたときに聞いたからだ。
そのクレームは明日にでもに書くとして(1000RR乗りみんなに関係することかもしれない)、お世話になっている店長が申し訳なさげにこっそり見せてくれたのが、10月末から販売開始される'05年仕様の詳細。それによればこのレプソルカラー、国内仕様でも販売される。その数限定、500台──。


悔しさを隠しきれない僕、「外装だけ交換できます?」なんて訊いてみる。試算すると20万以上近くかかる計算なのだが(これは特別色だからフツーより1、2万高い。ちなみにレプソルバージョンの車両本体はノーマルの10万円高とか)、とりあえず外装のみの販売はあるらしい。
しかし、だ。聞いたところによれば、最初の限定500台とこの別売り外装には大きな違いがある。それは、スポンサーステッカーがついていないということだ。聞けば、このレプソルかラー自体は販売継続する(だっけかな?)が、アンダーカウルのGASやらNGKやらのステッカーは、初回限定のものらしいのだ。かつての「阪神タイガースDioのようにステッカーだけ別添で来るらしいのだ*1。ノーマルモデルに付くのは、レプソルのロゴくらいなのだ。ちなみに'05年国内カラーはシルバーがなくなり、青銀(ミドルカウル分割ラインから下が銀)追加。
悔しいことに変わりはないが、かといって今のトリコロールが嫌いになったわけではない。まあこういうのは毎年マイナーチェンジかメジャーチェンジがあるSS乗りの宿命。自分もいよいよそういう体験をすることになったか、と首を振って帰路につくのだった。
…チキショー!

*1:去年時流に乗ったタイガースDioは、イエローのDioにトラ縞ステッカーがついてくる→それを販売店がせっせと貼る、というものだったらしい