続・祝福の金曜日

「チャンピオン曜日」の実体
前々回書いたように、「世界チャンピオンはある曜日に生まれたものが多い」というトーチュウ遠藤記者の記事に誘われて各チャンピオンライダーの生まれた曜日を調べてみたが、これといって共通項は見つからなかった。たぶん僕の調べ方が悪いか、サンプル数が少な過ぎるのだろうと思っていたら、どうやら僕が正しかったようだ。
更新された「飛び魚日記」によれば、厳密に調べてみるとさしたる共通点は見つからなかった、ということなのだ。有料記事の内容を天下の公器に書き連ねるのはマナー違反かとも思うが、まあバイク乗り同士の雑談、という程度だと思って許していただきたい。
名前は明かされていないが、“某世界チャンピオン”アメリカ人、とのこと)が調べたデータでは「月火水」に生まれたライダーが多い、ということだったらしい。しかし、読者からさっそく遠藤氏の元に送られてきた調査結果によれば、“ラフに調べた”データではそう言う結果が出るものの、しっかり調べていくとやはりバラバラで、一概にこの曜日とはいえない、ということなんだそうだ。
特に僕の調べ方が悪かったわけではなく、ちょっとホッとするやら肩透かしを食った気分やら、である。


日本人GPライダーの必須条件?
ところでその「チャンピオン曜日」のなかでも「日本人は日曜日が多いと」いう記述があった。というわけで、同じようにさっそく調べてみよう。とはいえチャンピオンだけだと母数が少ないので、最近の記憶で思いつくままに何人の日本人ライダーを挙げてみる。

……説得力がありそうではないか、「日曜日」説。
チャンピオンをとったライダー中だけでも青木(治)・加藤・原田が日曜日。さらにここに挙げたライダー全体の4割が日曜日というのは、そう見過ごせる傾向ではない。こういうのに何らかの超自然的な不文律を感じる人なら、「GPで活躍するためには日曜日生まれが好条件!」と胸を張って言い出しても不思議ではないくらいだ。
僕自身はあまりこういう話を信じる方ではないリンカーンケネディの話くらいの説得力があれば別だが*1のだが、とりあえず自分を調べてみた(アホか)。えー、水曜日。それではとマイサンを調べてみる。火曜日。……身内からGPライダーを出すのは難しそうだ。
というわけで、日曜日生まれのライダーには大いに奮起してもらいたい。そうでないライダーは、子を生すなら日曜日を目指すべし!?

*1:アメリカ合衆国16代大統領エイブラハム・リンカーンと35代大統領ジョン・F・ケネディの間には、暗殺の日時含めて恐ろしいほどの名前や数字の共通点があるという有名なトリビア。例えば、以下のサイトに詳しく載っている。
http://hico-be.hp.infoseek.co.jp/shout/shout02.html