追記

もちろん僕は、全日本時代やWGP250cc時代の宇川徹をよく知らない。その時期を知る人が「熱い走り」と称する彼のアグレッシブなライディングを、最高峰クラスでも見てみたかったとは思うけれど、僕にとって彼は(伝わってくるコース外でのコメントを含めて)なかなか無理をしないライダーなのだ。02年のドニントン以降、そうした傾向がより強まっていたのかもしれない。